もののけ姫

タタリ神の呪いを受けた青年アシタカが、呪いを解く旅の途中で、鉄を作るために森を破壊する人間を率いるエボシと、山犬に育てられ森を守ろうとする少女サンが出会い、神々を巻き込んだ自然と人間の対立を描いたジブリ作品。

期待を高めすぎた。宮崎駿の自然と人という主題にあまりのれないのでストーリーを脱色してアニメーションを見ていくしかない。アニメーションとしてみたときはすごい。大量の書き込みに支えられているのにも関わらず、何も起きていないシーンがそこそこの割合をしめていて、疎の映像をアニメで作れるのはさすがだと思った。映画的というか、人間の表情とか動きで、その人をみせている。動物のふるえのような、アニメのウソのうごきではあれどかえって現実感や迫力のあるような表現。アニメであることの意味を考え直さなくてはと思う。無音の演出もすごい。ジブリのアニメは書き込みと引き算によって成立している。