悪は存在しない
悪
-
悪について直接的に触れるという話ではなかった。キーワードの1つとして悪。
-
タイトルへの回答としては、個として悪であるものは存在しないという結論。でもこれって本筋じゃない気がするね。
-
どちらかといえば人間だれしもよくない部分はあるし、そのよくなさも周囲の環境によって強制されたものである場合もあるよね的な話のがどっちかといえばメインでしてなかった? 車のシーン、かなり見どころだった。
あれ男は黛さんをあわよくば行こうとしてました? あの緊張感よかったね。悪として描かれていた人たちが、見方を変えれば悪でないように見える、悪について考える隙を与えていた。会話のうっすら嫌な感じも、彼のそのままだから、悪意によるものではない。 -
巻き割のシーン、絆光記を思い出した。彼らの生活の一部分だけを一時的に体験して、その素朴さ自然さに感動する。その無邪気さが彼らにどう見え、どう届くのか。あのシーンの緊張感はよかった。あの男の行動、言葉は全く褒められたものではないがほんとに悪ではないのか?悪だと思います。
水
- 水が重要な関心事であった。上流の者の責任についての話。
対話
-
対話すればうまくいくと信じたい。でも向こうさんの社長とコンサルはそもそも相手を不当に対等に見ていないから対話なんてする気もない。悪いというか、人間の尊厳への侮辱が本当に許せない。これが私の一番許せないことで、明確に悪だと感じる行為。それを見せてもまだ悪は存在しないと言うのですか。
-
ラストシーンの対話じゃなさすごい。なんなんだよほんとに。不条理。
ラスト
-
ラストシーンの話。あれはすごい。対話じゃなさがすごい。なんなんだよほんとに。不条理。
-
「あれはどういう意味なんだ」と帰り道に考えていたけど、意味、というか伝えたいことなんてものはないのではないかというのが現時点での考え。
-
私たちは、意味やメッセージというものに囚われすぎている嫌いがあるのではないか。創作の最終目標は良いものを作るということであり、意味やメッセージというものはそれを達成するための手段でしかない。
-
あのラストシーンは異様である。異様であるという体験は面白い。それでいいのではないか。タクミの言葉や話し方、底の知れなさというものが最後に開花し、客をビビらせる。そんなきれいな終わりだったと思う。