羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来

めちゃくちゃおもしれ~~~!!!!アニメーションがうまい、中国アニメのクオリティはここまできている。動作は複雑で視点の移動も大胆なのにとにかく見やすい。いまなにをしているか、これからなにをするのかを伝える演出が巧みで、見るべき個所に集中できるうえ、次のカットへの期待が膨らみ続ける。はじめて心からアクションをおもしろいと思った。

妖精のシャオヘイと師匠で人間のムゲンが共に生活を送る中、ある会館への襲撃事件が発生し、妖精界の均衡が崩れる。事件を巡り、被疑者となったムゲンは軟禁。ムゲンから離れたシャオヘイは、姉弟子ルーイエとともに事件の解明に向けて動く。2つの視点が交互に入り乱れながら事件の真相に向かっていくアニメーション作品だである。
とてつもなく面白かった。どのシーンを切り取っても計算されつくされた演出で満ちている。アニメーションが上手い。アクションって何が起きているかよくわからないので好きじゃなかったんだけど、この映画のアクションはちゃんとかっこいい。力関係とか動きのイメージとか、絵で伝えることが本当に上手いのだと思う。

冒頭のシーンから「これはもう大丈夫だ」と思った。何の変哲もない草むらで小さなトカゲがバッタを捕食する。画面の外から銃口が現れる。銃を構えた人間の兵士が映され、カメラが草原全体を捉え、他の兵たちの存在も明かされることで何らかの作戦が始まる前であったことを示す。そしてその直後にいわゆる能力をもつ妖精と、それらを現代の兵器で制圧する人間のバトルが始まる。
これから何を描くアニメーションが始まるのか、完璧な形で伝えている。本当にドキドキした。戦闘シーンもそれぞれの「格」を、キャラクターの動きで見せる。この冒頭だけで作品の空気を作り切り、観客は一気に引き込まれる。見事としか言いようがない。
みんなにも見てほしいと思えるような作品だった。

エンディングでちんちんって言いまくってた。一緒にとかがちんちんなんですか? 仕方がないけど僕はちんちんだ、と思っちゃうから。

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