Tearable Fab
2025-11-12
ちぎりのようす
概要
3Dプリントで作ったものは壊れにくい。それは大抵の場合において優れたことであるが、時に退屈でもある。
FDM方式の3Dプリント造形物に「手でちぎる」というインタラクションを組み込む設計手法を提案する。 紙パッケージのミシン目のようなノッチ列パターンを3Dモデルに適用することで、特別な後加工なしに破断可能な構造を実現した。 本来であれば、パスを描けばその経路に破断線を組み込めるような設計支援まで行うはずであった。

アプリケーション
応用としてはパッケージングや幼児の指先トレーニングなどへの活用であろう。 単純な折り畳み構造と組み合わせて、ペーパクラフトのような板を印刷することも可能か。