In-band Network Telemetory
パケットのデータそのものにネットワーク機器やシステムの状態情報を埋め込み、複数のルーターを経由するネットワークの詳細な状態をリアルタイムで可視化する技術
ネットワーク監視
(1995年〜)
- ネットワークの状態を推測するために、調査用パケット(プローブパケット)を生成・送信し、その挙動を分析(
ping, traceroute) - スイッチなどの通信機器を通過するパケットをそのまま複製し、別のポートに接続された計測専用の装置に転送
- 通信機器自体がトラフィックを観察し、その統計情報(どのIPアドレス間でどれだけのデータが流れたかなど)をまとめて計測サーバーに送信
- 計測そのものがネットワークの状態に影響をあたえてしまう。
(2008年〜)SDN
- ネットワークの制御と転送を分離
- 従来は外部のサーバーや端末が行っていた計測アプリケーションの処理を、パケットがスイッチを通過する際に行う
- スイッチがフローごとの統計情報をまとめ、外部の計測サーバーへ報告する手法がそのまま
- 全てのパケットを監視すると通信パフォーマンスが低下するためサンプリングが行われていた
(2015年〜)INT
- 実際のユーザーデータパケットの中に、ホップごとのネットワーク状態情報(メタデータ)を直接埋め込んで収集
- サンプリングに頼ることなく、個々のパケットが辿った経路や遅延を取得可能
- データプレーンから直接捉えることが可能
- 極めて短い時間のトラフィック変動を検出可能