Windowsのインストール

はじめに

本ドキュメントは、Dell Inspiron 14(Intel 第11世代以降のプロセッサ搭載モデル)において、Arch Linuxとのデュアルブート環境を構築することを前提としたWindows 11のクリーンインストール手順をまとめたものである。Intel VMDによるストレージ認識の問題、およびネットワーク接続制限を回避しながら、適切なパーティション構成とドライバ導入を実現することを目的としてする。

Windows 11 クリーン インストール
このページの内容に基づき作成する。

事前準備

インストール メディアを作成する

  1. USB ドライブを Windows PC に接続する。
  2. Windows 11 メディア作成ツールをダウンロードし、管理者として実行する。
  3. ライセンス条項に同意し、言語とエディションを選択する。
  4. USB ドライブを選択してメディアを作成する。

ドライバーの用意

  1. Dellのサポートサイトから、対象モデルの「Intel Rapid Storage Technology Driver」をダウンロードする。
  2. ダウンロードしたファイルを展開(解凍)し、中身のフォルダ一式を、作成したWindowsインストールUSBのルートディレクトリにコピーする。 インストーラー(.exe)そのものではなく、展開後のドライバファイル群(.infや.sysが含まれるもの)が必要である。
  3. セットアップ完了後にインターネットに接続するため、Intel BE2xx/AX4xx/AX2xx/9xxx Wi-Fi Driverをダウンロードしてコピーしておく。

ファイルをバックアップする

保持したいすべてのコンテンツを、クリーン インストールする PC からバックアップする。これ以降の操作で、ディスク上のすべてのデータは消去される。

Windows 11 のクリーン インストール

起動とドライバーの読み込み

  1. クリーン インストールが必要な PC に USB ドライブを挿入する。
  2. PCを起動(または再起動)し、F12キー等を連打してブートメニューを表示させ、USB ドライブから起動する。
  3. 言語、時間、キーボードの設定を行い、「今すぐインストール」を選択する。
  4. インストール場所を選択する画面で「ドライブが見つかりません」と表示されることを確認し、「ドライバーの読み込み」をクリックする。
  5. 「参照」からUSBドライブ内のドライバーフォルダを指定し、**「Intel RST VMD Managed Controller」**を選択してロードする。

パーティションの手動設定 (diskpart)

ストレージが認識されたら、画面を進めずに Shift + F10を押してコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを順に入力してパーティションを作成する。

list disk
select disk 0
clean
convert gpt
create partition efi size=1024
format quick fs=fat32 label="System"
create partition msr size=16
create partition primary size=262144
format quick fs=ntfs label="Windows"
exit
exit

インストール後

  1. Windowsが再起動され、初期セットアップ画面が表示される。
  2. ネットワーク接続の回避**: 「ネットワークに接続しましょう」という画面で、Wi-Fiが認識されていない場合はShift + F10キーを押す。
  3. コマンドプロンプトに OOBE\BYPASSNRO と入力してEnterキーを押すと、PCが再起動される。
  4. 再起動後のセットアップ画面で「インターネットに接続していません」という選択肢が現れるので、これを選択してローカルアカウントを作成し、デスクトップ画面まで進める。
  5. USBメモリに保存しておいた「Intel BE2xx/AX4xx/AX2xx/9xxx Wi-Fi Driver」を実行し、ネットワークに接続可能な状態にする。
  6. SupportAssistを実行する。
  7. Windowsのセットアップを行う。