新規ディスクに対するパーティション作成

/dev/nvme0n1を完全に新規で利用する場合、パーティションテーブルの作成から行う必要がある。

Warning

以下の操作は、指定したディスクのパーティション構成とデータを消去する。デバイス名は環境によって異なるため、コマンドをそのまま実行せず、lsblk -ffdisk -lで対象ディスクを確認する。必要なデータをバックアップし、対象が空のディスクであることを確認してから進める。

パーティションの作成

まず、ディスクに対してGPTパーティションテーブルを作成し、各領域を割り当てる。以下の/dev/nvme0n1は例示であり、実際の対象デバイスへ読み替える。

  1. fdisk /dev/nvme0n1 を実行する。
  2. g を入力し、新しい空の GPT パーティションテーブルを作成する。
  3. n を入力し、1番目のパーティション(ESP)を作成する。
    • Partition number: 1
    • First sector: デフォルト
    • Last sector: +1G(将来のカーネル更新を考慮し1GBを推奨)
  4. t を入力し、パーティションタイプを 1 (EFI System) に変更する。
  5. n を入力し、2番目のパーティション(Swap)を作成する。
    • Partition number: 2
    • First sector: デフォルト
    • Last sector: +16G
  6. t を入力し、パーティションタイプを 19 (Linux swap) に変更する。
  7. n を入力し、3番目のパーティション(Root)を作成する。
    • Partition number: 3
    • First sector: デフォルト
    • Last sector: デフォルト(残り全て)
  8. w を入力し、変更をディスクに書き込んで終了する。

フォーマット

作成したパーティションに対してファイルシステムを作成する。今回は新規ストレージであるため、ESPもフォーマットする必要がある。

# EFIシステムパーティションのフォーマット
mkfs.fat -F 32 /dev/nvme0n1p1
 
# スワップ領域の初期化
mkswap /dev/nvme0n1p2
 
# ルートパーティションのフォーマット
mkfs.ext4 /dev/nvme0n1p3

マウント

フォーマットしたパーティションを現在の環境にマウントする。

# ルートパーティションをマウント
mount /dev/nvme0n1p3 /mnt
 
# EFIシステムパーティションをマウントするためのディレクトリ作成とマウント
mount --mkdir /dev/nvme0n1p1 /mnt/boot
 
# スワップ領域の有効化
swapon /dev/nvme0n1p2

この手順が完了した段階で、lsblk を実行して各パーティションが正しく /mnt および /mnt/boot にマウントされていること、および [SWAP] として認識されていることを確認する。確認が取れ次第、pacstrap によるベースシステムのインストールに進む。